3576投稿 (2014/07/12 18:31:55)
「ペルー料理行こう!」と友人に誘われ。
イメージまったくナシ(。-`ω-)

ペルーと言えば…。マチュピチュ。インカ。そうだ、ジャガイモ!
とりあえず食材のひとつは思いついた。あとは出たとこ勝負な感じで…。でも一応、ペルー料理ってのもぐぐってみる。
………メニュー名がさっぱり頭に入らず、更に混乱する。ツイッターで聞いてみたら、ひとつ「セビチェ」というのをあげてくれた人がいて。食べログみてもセビチェについて書いている人がチラホラいたので、これは試してみよう…と思いつつ現地へ。

新宿で映画見て、池袋で多肉見て、それから五反田でペルー料理。山の手の移動ばかりで楽チンでございました。
まずは、食べログクーポンでサービスになるこちら。

独特の黄色、インカコーラ。コカ・コーラとはぜんぜん違うシロモノで、マウンテンデューをもっと甘み強くしたような感じ。まぁ、まずマウンテンデュー自体がマイナーだけどね!
もともとが炭酸好きなので、おいしく飲めましたヨ。香りはちょっと説明できない。コカ・コーラの香りだって、説明できないもんね。元はレモングラスの花粉を使って着色していたらしいですが、今はコカ・コーラボトリングが買収してますし、普通に人工香料だったようです。
食事にあうか、といわれれば疑問。甘すぎますw

ペルーと聞いて唯一イメージできたのがジャガイモ。なので、これまた定番料理らしいこちら。

ポテト&ワンカイナソース。見た目、地味じゃろ?
ゆでたじゃがいもスライスに、ソースがかかってゆで卵の輪切りが乗っているだけ。地味な材料じゃろ?
でも、これがうまいwww

もともと、ジャガイモ大好き。チーズも大好き。茹で卵も好き好き。
まずいわけがない。しかし、好きな食材だというのを差し引いてもこれはおいしい。チーズのソースですが、アメリカンなこってりチーズではありません。さらっとしてるけど、カッテージだけじゃこんなにコクないよね?という、正体不明なおいしさなのです。
そして、後味にぴりぴりっと来るのがイエローホットペッパー。普段あんまり口にすることはないですが、香りは強くなくて控えめにぴりり。
何口も食べ続けると、結構ぴりぴりしますが、それは多分私が辛味に弱いから。キライじゃないんですけど、辛味には弱い。ココイチのカレーが辛すぎる!と感じるレベルです。
ソースがめちゃくちゃおいしい。クックパッドを見てみましたけど(http://cookpad.com/recipe/425252)すでに材料からして「何ソレ」というシロモノ。再現は難しそう…

このソースがあまりにもおいしくて、この後登場する料理にもチョイチョイつけて食べました。
「ご飯にもイケル!w」と連れが発見していましたが、普段あんまりそういう行儀悪いことしない子なのに、あまりにもソースがおいしくて食べたかったらしいw

で、ワンカイナソースでぴりぴりしたところに、さっぱり味到着。

セビチェ。お店の説明には「白身魚たこイカレモン和え」……そうだけどさw 
説明がすべてをあらわしていますな。ゆでたイカタコ白身魚を、レモンベースのドレッシングみたいのであえたもの。でも油は入ってないかすこーしだったので、ドレッシングともちょっと違う?
手前にあるのは、コーンの大きい粒を素揚げしたもの。おつまみのジャイアントコーンとか、節分で食べた炒り大豆を思い浮かべていただければ、大体同じ。
このコーンが、良い仕事してました。やわらかい具材の中でカリカリッと自己主張。結構レモン汁に浸ってもいたんですが、しぶとくカリカリ。香ばしくてコクがあって、おいしかったです。イカタコ白身の中では、私は白身魚が一番気に入りましたねー。
ふっくらした身が汁気を吸い込んで、じゅわわーんとおいしかった。左奥にどーんとあるのは甘いイモ。ジャガイモなのか??でも味はサツマイモに近い。ねっとりとして甘い。
すっぱい味が続いていたので、まさかイモが甘いとは!という新鮮な感じでした。

この写真の一番上に乗ってる赤いもの、一見ピーマンです。ピーマンというかパプリカか。どっちにしても私はあまり得意ではないので、友人がささっと自分の皿に取ってました。彼女はもう長い付き合いなので、私のややこしい好き嫌いもかなり把握してるのです。
赤い2切れの存在を忘れていた頃に、いきなり「うわっ!」と彼女の声が。どうしたん?と見ると、なんか顔真っ赤。
「辛い辛い辛い!」とインカコーラを一気飲み…。どうやら、パプリカに見えたアレはトウガラシ系だったようで( ̄ー ̄;)

インカコーラを飲み干し、セビチェの甘いイモを食べ、後から来たご飯も食べ…。辛さがひと段落するまで、数分。
「よかったこれ、○○さんが食べなくて…」と言う、彼女の優しさにホロリ。確かに、私が食べていたら大変な騒ぎになっていたのではないでしょーか。
でもその子が炭酸飲料一気飲みするのって、はじめて見た。相当辛かったんでしょうね…。私は平和に完食デス。コリアンダーが少し入っていましたが、苦手な私でも大丈夫な程度。かなり広い地域で使われるコリアンダー…ハーブの効いた料理を頼むときには、割と賭けです。

んで、メイン。

ビステコンフレホル=牛ステーキ&豆煮込み。どちらかというと、豆煮込みが食べたくてオーダー。
豆がオカズ化している料理、日本にはないおいしさなんですよねー。予想通り、ご飯がススム!お肉の方は、赤身肉をしーっかり焼いた、硬いステーキです。でもこういうの、割と好きなんですよねぇ。確かにアゴは疲れますが、じゅわじゅわ肉汁と脂身の旨さ!タイプとは違う、赤身の旨さ。
これがまた、ワンカイナソースとも合うんだなw 脂がないからですかねー。連れも赤身肉好き好き!な人なので、結構な量でしたがペロリとたいらげましたん。ご飯の脇にあるのは、甘めのピクルスのようなもの。
豆も肉もしょっぱいので、良い箸休め(箸使ってないけどw)になりました。地元にこういうのでランチ(肉と豆は半分でいいけど!)があったら、通うなぁ。
こちらのお店、結構1皿のボリュームがあります。一人ではちょっとつらいかなぁ。二人で行っても、これ以上のオーダーは無理。「なんじゃこりゃ?」ってメニューがまだまだあったので、ちょっと心残り。

これ以上のオーダーは無理、といいつつデザートはオーダーしますよ。当然ですね?

まずはライスプディング。賭けです!
ライスプディングって、使われているスパイスによっては「無理!」ってなるんですよネー。あと、ご飯への染み込みがあまくて「ご飯+牛乳」の感じがすると無理。そこはやっぱり白米ご飯で生きる日本人なので…。
でもうまーいことできているとおいしい。なのでチャレンジしてみましたところ、割とアタリ。シナモンが効いていて、どことなく生八橋を思い出す味でしたが…w むにゅうっとした食感にシナモンがアクセントになっていて、おいしくいただけました。でも印象は生八橋。

「まずは」ってことは「次に」のデザートもあるわけよ。

説明不要の焼きプリンですね。
これ、大アタリwww 卵プリン好きにはたまらないおいしさでございました。ペルーに焼きプリンがあるのかどうか知らないけど、とにかくおいしかったんだから良し。自家製なんだろうに、まったくスの入っていないプロのできばえ。あたりまえか?w
卵プリン独特のしっかりとした口あたりで、大変大変おいしかったです!大満足~。

というわけで、今回初のペルー料理。おいしかったです。ワンカイナソース、たまらんです!
お店は五反田のアルコ イリス ベンボス(http://tabelog.com/tokyo/A1316/A131603/13036319/)五反田駅から徒歩数分ですが、とーっても判りにくい場所です。
細い路地を入った、ビルの二階。入るのに勇気要ります。階段にはられたメニューは日焼けしているし、細くて狭い階段だし、お店も外からみると怪しげだし…。たぶん、事前に調べていなかったら入らないと思われる。

でも中はこざっぱりとした印象です。気持ちよく食事できます。ただし全席禁煙。
それとお店の方が現地の方らしく、対応はそっけないですw メニューはかなりボロい。あれは作り直した方が印象よくなると思うんですけどねー。そして、メニューの日本語が時々怪しい…のはご愛嬌か(o´ω`o)
スパイスどっさりだとか、脂ギトギトだとかいうこともなく、とてもとっつきやすいお料理でした。機会があったら、ぜひドウゾー。







(c) B.L.B. Returns.


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