3679投稿 (2014/03/24 21:42:42)
ずいぶん前にはやったけど、実は一度も食べたことのなかったシュラスコ。
ちょうどライブ予定と重ねられる場所に、シュラスコ料理の店があるとわかり…ライブのフレと一緒に行ってきました。
場所は青山。表参道駅から徒歩数分。ライブは自由が丘からちょっと先にいった場所です。…都心じゃ。思い切りアウェイ感のある、おされな土地だ。
まぁでも、垢抜けていないからといって迫害されることもなかろうて(`・ω・´)

久しぶりに、原宿駅から表参道をお散歩。
この街にしょっちゅう来ていた頃から、○年も(機密事項につき伏字)経ったんだねぇと話しつつ。お店もいろいろ変わりましたし、私達が行く場所も変わったなぁ。
原宿・渋谷に来ていた頃は、青山はちょっと敷居が高かったですね。でもそのうち、青山方面のおされ系ライブハウス・クラブ…を取っ掛かりに、周囲の飲食店なんかにも行くことが増えてきて。都会じゃのう…という壁はあるものの、今は渋谷でも青山でもあんまり大差ない感じでございます。

地下にあるお店。なかなか一見では入りづらいですが、今日は予約もしているので安心安心。
コートをクロークに預けて、いざ出陣なのです。


テーブルにセットされてたソース。※画像はすべて、クリックで拡大。
たまねぎのみじん切り+ザク切りトマトのドレッシングタイプと、しょうゆベースのもの。どっちもおいしいんですが、岩塩だけの味付けで十分だったので、味を見るくらいでした。もっともっとたくさんお肉食べたい人には重宝するかもしれない。ドレッシングタイプのは、かけるだけで一品料理になりますねー。
各テーブルごとに、お肉の部位の説明が置かれていました。ピッカーニャにアルカトラ、クッピンなんてのを聞いても、ピンと来ないですもんね。焼肉屋さんでは、イチボとか呼ばれる部位のようです。


充実のサラダバー一回目。
お肉メインだから、慎重に選ぶ!w あんまり生野菜が好きではないので、気づけば生のものひとつもなし(チーズを除く)
左上、太いホワイトアスパラガスみたいなのが、パルミット。椰子の若芽だそうです。軽く酢漬けにされていて、さくさく。これがお肉の合間に、良いお供です。肉たっぷーり!な食生活だと、自然とそれに合うものが用意されるんでしょうねー。
その他に、ガーリックポテト(おなかにたまるけど、我慢できずに2切れだけw)菜の花、モヤシのナムル的なもの、赤キャベツの酢漬け、ザウワークラウト、青梗菜のゆでたの、カボチャ、パルミジャーノ、埋もれている茄子のマリネ。コリアンダー風味でした。
パルミジャーノは半分サイズのがどどーん!と置かれていて、ざくざく削ったのを好きなだけ取れるスタイル。あんなでっかいパルミジャーノ、初めて削りましたよw
このパルミジャーノをねー、ポテトとかカボチャと一緒に食べるとうんまいんだー!


最初のお肉は、ローストチキンでした。皮パリパリ、お肉ぷりぷり。でも手羽元をフォークとナイフで食べるのは難しかったよ…。
一緒にソーセージも来たのですが、私はパス。おなかの隙間は、限界があるからねぇ。
チキンもおいしかったけど、後のお肉がもっともっとおいしかったので、再訪があったらチキンもパスするかもしれませんね。でも一度は食べてみないと、わからないしね!
連れは手羽中だったので、ちゃんと開いてあったし食べやすそうだった…。でも味は手羽元の方が好き。難しいところだ。


続いて、シュラスコの花形ピッカーニャ。
画像だと相当レアにみえますが、裏側はしっかり焼けているのでそれほど生っぽくはありません。ウェルダンからレアまでが、一切れの中にあるって感じですね。
右下の白っぽい縁取りは脂ですが、あとは完全赤身。サシなどというもはありません。だが、それがいい。
かみ締めるとじゅわーっとうまみがあふれてきて、めっちゃおいしい。一番人気だというのも頷ける味でございました。
適度に脂があるので、食べはじめの頃に当たれたのはラッキー。後半だと、ちょっと重くなるかも知れないですね。でも後半でも、もう一度食べたんですけどねw
カリッと焼けた裏側と、しなやかな内側と、口に運ぶたびに違う感触なのが楽しすぎます。


聞きなれない名前の次は、なじみのある肩ロース。
運んできてくれたお兄さんが外国の肩で、聞きなれた肩ロースって単語がなかなか聞き取れませんでしたがw
予想通りの味。おいしい赤身肉。同じ赤身でも、ピッカーニャの赤身部分とはまた違う味。こんなに部位で味が違うんだなーと、もぐもぐもぐ。普通にステーキを食べると、ロースかサーロインかって感じですよね。万人に受け入れられる味ですが、インパクトはないw
奥にちらりと写っているのは、焼きチーズ。これはちょっと肩透かしでしたねー。ナチュラルチーズが焼かれていると期待していたのですが、普通のプロセスチーズみたいでした。
焼かれているので表面がぱりっとはしているんですが、これまたインパクトなし。とっても普通な2品でした。いや、おいしいけどね普通にw


お次は、ピッカーニャのお隣さんになるアルカトラ。
日本名だと、ランプの部分です。ランプって、煮込み向けの固めのお肉…というイメージでした。あんまり高級部位ではないですよね?
イメージ一新。うーまーいー!ピッカーニャと近い部位なのに、赤身部分の味がまた違う。なんというか、しなやか度アップです。
こちらはまったく脂身がないので、ピッカーニャは脂のうまさ、アルカトラは純粋に赤身のうまさって感じでしょうか。瓶入り粒マスタード、テーブルにセットされていたしょうゆベースのソース、ドレッシングタイプのソース、いろいろ試してみましたが、どれも合うから困ってしまうw
いろいろと試せたのは、こちらも後半におかわりしたからなのデス。ピッカーニャとアルカトラ、どっちをお肉1位にするか迷うレベルです。前半にピッカーニャ、後半はアルカトラがいいかも。焼肉で、前半カルビ、後半ロースみたいな感じで。


迫力の厚み、ガーリックステーキ。
ピッカーニャのガーリック風味です。お肉は基本岩塩のみの味付けなので、ガーリック風味が新鮮です。小ぶりのステーキサイズが2本の串にささった状態で焼かれていて、連れと私とで1枚を半分つした感じ。
この厚さ…。単品でも、なかなかこの厚さのステーキには遭遇できないぞ?厚いのに、なんとも良い焼き加減ですよねー。しっかり中まで温かく、それでいてピンク色。ミディアムレアと注文しても、中が冷たいままの生肉だとがっかりしちゃいますもんねー(´・ω・`)
串焼きという方法なのに、ちゃんとベストな焼き方になっていて感動致しました。ただ、量が結構あるのでこれを更に半分つでも良かったかも知れない。だんだんと、おなかにたまってきましたよ…?


鳥のハツ。
ちっちゃいのが、ずらーっと串に刺さっている見た目が面白かったw
たまたま、焼きたてあつあつのに当たったので、ラッキーでした。ハーブがまぶされているものの、あつあつでないとちょっとにおいが気になるかも。
今回はおいしく頂けましたけど、たぶん再訪の時にはパスするかなぁ。これ食べるんだったら、ピッカーニャもう一枚食べたいもん。


続いてラム。
クセはほとんどないです。私が羊好きってのもあるかもですが…。
逆に、クセがないのが物足りないw よくある羊のチョップの香草焼きとかでも、骨の際のクセがある部分が好きなんですよねー。食べにくいけど、がんばってナイフを駆使してしまう位、好きなんですよねー。
なので、もうちょっと羊羊!って感じの方が好み。再訪の時は(ry 理由は、これ食べるんだったら、アルカトラもう一枚(ry


楽しみにしていた焼きパイン!
食べてみたら…。お肉を差し置いて、これが一位獲得。まさかの焼きパイン優勝。おいしい。めっちゃおいしい。もともとパイン大好きなんですが、そうでもない連れも「やばい何コレ、はまる…」と絶賛していましたからねぇ。
酢豚のパインは嫌いですが、この焼きパインは超許す。全力で許す。甘み・香り・ジューシーさが、どれもパワーアップしている感じです。回ってくるのが待ちきれず、後半ではリクエストして持ってきていただく位おいしいです。
お肉・お肉で負けそうになっていた胃も、パインで復活。ますますお肉が食べられますw
その場で「自宅で焼きパインの再現は、可能か否か」という話題になるくらい、おいしかったです。


焼きパインでかなり復活したのですが、ここでお肉一時停止。
二度目のサラダタイムです。前回おいしかった酢漬け系を中心に、今度はベビーホタテとトマトのマリネも追加。
お肉料理のサラダバーに、すっぱい系が多いのは納得です。もっとお肉いくぞ!って気分にしてくれるんですよねー。レタス+ドレッシングや、卵サラダやポテトサラダでは、こうはならないw
個人的に、カボチャ+パルミジャーノがヒットだったので、再び登場してます。贅沢を言えば、パルミジャーノ以外のナチュラルチーズも欲しかったなー。

この後の後半戦でも、ピッカーニャやアルカトラをおいしく頂きました!
サラダと焼きパインのおかげですねー。連れが早めに持ってきていた、アイスも良い仕事してくれました。フレンチだと、料理の合間にグラニテが出てきたりしますよね。サッパリ目の氷菓で舌をリフレッシュ、ありだと思います。


後半戦のあとは、デザートタイム。
プリン大好きなのでブラジル風プリンを持ってきたのですが、これが驚きの甘さでしたw
舌触りもクリームっぽく、そしてめちゃくちゃ甘いプリン。「これをパンに塗って食べられるんじゃないか?」というプリン。おいしかったけど、いくらなんでも甘すぎるわ。
逆にこちらは、さっぱりアイス。ジェラートのように軽くて粒子粗めのタイプです。お肉たっぷり食べてますから、ここで北海道的ミルク風味たっぷりアイス!とか来てもヘビーだと思うの。
アーモンドクランチと、素朴なクッキー2個を添えて、メープルシロップひとたらし。甘いもの好きですが、ソフトクリームは途中で飽きちゃう派の私でも、最後までおいしくいただけました。さすがに、他のミニケーキにまでは手を出せませんでしたけどねw


最後に、お肉の部位説明の画像。
豚肩ロースはたまたま回ってこなくて、注文するほどでもなかったので(他で手…胃?いっぱいだったので)食べられませんでしたねー。クッピンは連れと半分つ。味はまぁいけるんですが、説明にもあるように独特の食感で…。
煮込み系チャーシューの、ほろほろした感じありますよね。あぁいう感じなんだけど、焼いてある不思議。脂身皆無で、ジューシーなんだけどパサつくという不思議食感。私はダメでしたが(の、割りに完食はしたw)連れの後輩ちゃんは、これが一番好きらしい。お肉の好みは人それぞれだなぁ。

ちょっとしたサービスで良いなぁと思ったのが、食事の途中で1個ずつポンテケージョを出してくれたこと。ポンテケージョって、さめると一気に味が落ちるじゃないですか。以前は着席と同時にお通し的に出されていたらしいんですが、お肉の前にいきなりパンてのはねぇ。でもさめちゃうともったいないし。
それが熱々の状態で、一個だけ出されたのがうれしかったなー。お肉の岩塩味続きのところに、チーズ風味が新鮮でしたし。最初に出されるより、かなり良い。

お肉もめちゃおいしかったんですが、お肉のスペースをあけるためにサラダ・フード・デザートブッフェが堪能しきれなかったのが残念。
フードコーナーにはフェイジョアーダ(豚と豆の煮込み。ブラジル代表的お料理。…残念ながら私は香りがダメだった!)とかお肉ごろごろカレーとか、チキン料理とかいろいろあってねぇ。そういうブッフェだけのコースもあるようなので、そっちも試してみたいなぁ。サラダ類でも、食べてないのたくさんあったし。なぜか大学芋もあったし…。なんで?w

予約は2時間で1区切りなんですが、いく前は「2時間も食べ続けられないよねーw 1時間半で足りなかった!とか言ってる人いたけどねぇ」なんて、思ってました。
でもびっくり。気づけば終了15分前。休憩挟みつつ食べているからでしょうかねー。最後にセットのドリンクをいただきましたが、残念ながら私の苦手なアールグレイのアイスティー…。でもまぁ、お肉の脂分を洗い流してくれるお茶としては、ありのセレクトなのかな。アイスティーにしていて、よかったです。アールグレイのホットはムリなんです…。

おなかいっぱいで青山を出て、渋谷までお散歩。割と、必要に迫られてお散歩w 途中、こだわり農家な方々のフリマみたいなのに遭遇。おなかいっぱいなので手は出しませんでしたけど、フード系の車も何台か。雑貨やら食品やらいろいろ売っていましたが、さすがにココでほうれん草とかは買えないゾ。小さな瓶づめのピクルスが、綺麗だったなー。見た目もかわいいし、ピクルス大好きですが、ガラス瓶は重いし気を使う…。

イースターということで、チョコレートショップのうさぎさんを眺めてみたり。芸術的なチョコの卵達を眺めてみたり。
途中のチョコレート・バーのすごい行列を眺めてみたり…女性率99%でした。そこまでがんばれるチョコって、ある意味気になるなぁ。ポップコーン屋さんの行列とかも、半端ない。ポップコーンって、もっと気軽に食べられるものじゃないのか!?w

寄り道して時間をつぶしつつ、本日2つ目の目的地へ。自由が丘のちょっと先にある、等々力というところでライブだったのです。
「何の音楽?」と聞かれると、非常に説明しづらいタイプのライブ。でも、この人大好き。
一応肩書きは、パーカッショニストの…はず。たぶん。おそらく。


座席の中央前方は「煩悩席」となっており、座席指定のお土産つき。そのほかは「悟り席」となっており、座席ありのホールクラスなのに自由席。これからして、割と普通ではないw

1幕はステージ真っ暗な中、いろんなもので一時間の1曲を構成。「もの」であって、「いろんな楽器」ではないのです。でも曲になっているのです。説明しづらいね。
2幕は、当人1が打楽器「など」を演奏している映像が流れ、それに当人2の映像が重なり、さらに当人が演奏を重ねるような構成。オーバー・ダビングっていう手法ですかね。
楽器じゃないものが、結構な割合を占めていた気もしますが…音が出れば、なんでも打楽器!たぶん。ドラム缶可。保健室の衝立可。黒板も可。工場の稼動音…は打楽器ではないような気もしますが。

説明はまったく出来ないですが、とても楽しめる内容だったのでした。おなか一杯状態が続いていたので、途中睡魔が襲ってきましたけどね。あの爆音の中w
でもライブハウスとかクラブ系に行く人にはわかってもらえると思うんだー。あの、爆音なんだけど妙に心地いい瞬間て。

おいしいものと、楽しいライブと。久しぶりの渋谷散歩も含めて、楽しい一日でした。ちなみに夕飯は、タリーズでクロワッサン1つとカフェラテのみで十分でしたw





(c) B.L.B. Returns.


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