旋律のブログ
853投稿 (2022/01/14 10:00:01)
よく、ゲームの中で「あなたはアカウントラック持ってますね」何て聞いたりします。そんなものあるかい!と思われがちですが、実際見てみるとそういう境遇によく目の当たりします。総合的に見ればあなたがラッキーと思う出来事に遭遇する確率はどの人でも同じのはずです。ではどういう事なのでしょうか、掘り下げて解説していきましょう。




普段の生活と違ってマビノギはギャンブルの連続であると言えます。箱でお目当ての衣装を狙う時、ダンジョンでレアモノを狙う時、エルグを入れる時、改造石いれる時、エンチャントをする時、常に何かとギャンブルしているのです。相場とは割とそのモノの価値をよく投影していて、箱開けの期待値とレアモノの価値は+-0の近似値を取ります。ダンジョン報酬(レアモノ)の価値などは、プレイ時間で比較し、エルグなどはその平均確率で比較します。つまりマビノギをしている時間、そのほとんどが何かと比較しているのです。それは「ツイてる」「ツイてない」に直結しこれは1/2のギャンブルに当てはまります。1/2のギャンブルなので総合的にみれば+-0になるはずですが、何故タイトルのような「アカウントラック」の存在を疑ってしまうのか。
それは『勝ち越し期間』『負け越し期間』を比較してしまうからなのです。
全プレイヤーでみればその勝ち、負けの総量は+-0に近似する山なりの形になる訳ですが、勝ち越し期間、負け越し期間で比較してしまうと、その近似値は+-0にはならないのです。つまり、1ヶ月のスパンで見た時、勝ち越してる『期間』、負け越してる『期間』で比較すると、「あの人はずっと勝ってたな」「自分はずっと負けてたな…」の2極化になるのです。これが『逆正弦理論』などと言われるヤツなのですが、割とこれが直感に反してしまって、「アイツいつも運がいいな」などと感じてしまうんですよね。これが俗に言う「アカウントラック」の正体になると言えます。
何故この様な事になるかと言うと、例えば、3連続負けている様な状況で、その次3連続、4連続で勝つ状況と言うのは起きにくいからにあります。やはりどんな状況においても勝つ、負ける確率は50%なので、負け越している状況においても常に『負け』を想定していないと痛い目に見ることになります。とは言え最終的には+-0の近似値となる訳ですから、いくら止めとけと言われても期待しちゃうものですよね。逆正弦理論によれば負けたらもう取り戻すのは不可能に近いので、最初の段階で負けてたらもう諦めちゃった方がいいかも知れません。これをトレードの世界では『損切り』と言う訳ですがこれはまた別のお話。以上ギャンブルの必勝法でした。





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