友を得て 猶ぞうれしき 桜花
3989投稿 (2013/06/05 01:57:05)
ミノタウロスにフルスイングされたりメデューサに感電させられたり色んな理由でカロンの元へ送られてる私ですが
皆様お元気でしょうか?

先日の記事でシリアに兵器輸出なんてできるわけないと書いたけどEUは兵器輸出解禁を決定したらしい。
人権大好き豚は何も解ってないな~

もちろんEUは反体制派の支援のつもりだけど2つの大きな問題があります
まず、前にも書いたように普通にアルカイダ系の組織に武器が流出するってことと
兵器をどう輸送するのかってこと。

輸送してくるのが解ってるんだから当然シリア政府側は補給部隊を狙い撃ちにするし、
その為の兵器はロシアから輸入済みで、ヒズバラの兵員と挟み撃ちにできる
で、反政府側は今回の兵器が届くまで今の装備で補給部隊狙い撃ちに対抗しないといけないわけで
それを逆手にとって一気に壊滅もありえるんですよね~
もちろんアサドが上手くやれればだけど。

というか輸送ルートはトルコ側からの陸路しかないのでシリアはそこを監視すればいいから楽勝
さらに、トルコからの陸路を使うにはトルコに交渉する必要もあるし、その為のメリットも提示しないといけない
今回のEU側の兵器輸出解禁を受けてロシアはミグ29をシリアに輸出するようですしね~
まぁロシアはシリアの海軍拠点を失うわけにはいかないから当然なんですが…

EUは戦争における輸送の難しさを忘れてるのなら今からじっくり味わうといいと思いますよ^^


しかしシリアの内乱、実際は問題をでかくしてるのは空気読めないEUじゃなくカタールという事実が判明。
カタールは元々小さくて発展の遅れた国だったんだけど、世界3位の天然ガスによってパワーアップして
国土が小さいなら政治的アピールでアラブの頂点に立てばいいじゃない!の、方針のもと
あらゆる紛争に介入しはじめてる。
実はリビアの時も反政府側に巨額の資金を投入してたという事実が!
そして今回のシリア反政府側にもすでに30億ドルほど投入してるようです。
欧米の支援殆どできてないのになんで反政府側がここまで戦えてるのかと思ったら原因はここだったかー

サウジアラビアは資金と武器を供給する相手を選んでいるけどカタールはそうじゃない
アルカイダ系だろうと普通に資金と武器を与えてるw
なんでこうなったかというとサウジとカタールはアラブの盟主を争う関係である事と
アメリカが関与を嫌って調整しなかったのが原因なんですよね

アメリカが最初から出てきてカタールに釘を刺しておけば武器がアルカイダに渡ることもなかったはず
まぁアメリカというかオバマ大統領にとってシリア紛争なんてどうでもいい事だったから仕方ないんだけども…
結果シリア政権側にもシリアが消えたら困るロシアとイランの支援が本格的に入って
武器輸出とヒズバラ参戦になったわけ。

しかしここでは貼らないけど現地は色々酷い
反政府側の指揮官が政府軍兵士の死体食べてる映像がようつべとかにアップされてるしね…
みんなは日本に生まれて日本人として平和に生きていられる事を感謝するべきですね(*‘ω‘ *)


そして全然関係ないけど[[晶子@モリアン]]さんのキャラページ見て思ったけど
「王制」じゃなくて「王政」錬金術師じゃないだろうか…
いや解っててあえてそうしているのなら申し訳ない事ですが(ノ∀`)タハー





(c) 友を得て 猶ぞうれしき 桜花.


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