ARK774の配信備忘録
1183投稿 (2021/01/30 09:21:24)
インターネットが一般に広く普及され、情報検索もキーワードを四角い箱に入力して1秒で何でもわかってしまう時代になった。

購入前のゲームも人の評価をすぐ見ることができて地雷ゲームは回避される。

話題のゲームは発売された瞬間にライブ配信され、次の日にはクリアされて、wikiも完成されている。


もはやゲームのプライベートもない時代だ。


それが今は当たり前だし、情報収集後にゲームをすることを否定はしない。

自分も気がついたらゲームだけでなく、いろいろな事を知りすぎてしまっていた。


その結果、自分で見つけたり、考えることが少なくなっていた。

感情の上下が少なくなり、いろいろな出来事に対して冷めた見方しかできなくなる原因だと思った。


今クリアの無い対人要素が強いゲームが流行っているのは

対人だからこそwikiを見ていようが何が起こるかわからないし、勝ち負けがあり感情的になれるからなのだろう。


自分もLOLを長年プレイして刺激を受けていたが、満たされることはなかった。

なぜなら頂点に向かい最善の努力をしてもなかなか前に進めず、時には後ろに戻されることもあったからだ。

世界で1億人以上プレイされているゲームでトップに立つなど到底無理であり、トップに立った人間も長く持たない。


最終的にゴールのないものをやり続けていてもストレスしかたまらない事に嫌気がさしてしまい、LOLから離れた。

それまでやっていた時間が無駄になったとは思わないが、その間に普通のクリアのあるゲームをこなしていけば、

もっと有意義な時間を過ごせたのだろうと後悔した。


自分一人でゲームをしていたら何のためにしているのだろうと疑問に思ってしまうこともあるが、

配信で自分のプレイを見て楽しんでくれる人がいるとそんな迷いもなくなる。

子供の頃お茶の間でテレビ囲んでゲームやっているのを見ながらワイワイ話をしていた時代を思い出す。

その頃の子供たちが大人になっても、自分の配信をみて当時を思い出してくれれば嬉しくてたまらない。


だから自分は敢えて知ろうとせず、そのへんのおもちゃ屋のショーケースに並んでいた見たこと無いファミコンソフトをジャケ買いして

ワクワクしながら電源オンする様子をできるだけ再現したいと思い、ノーヒントプレイをしている。


いまや簡単に手に入る情報は、自分で発見する喜びを失わせてしまいつつある。

だから自分は生きてゆく上で必要最低限の情報しか取らない代わりに自分で発見し、情報過多な人には味わえない喜びを一人で勝手に喜んでやろうと思う。









(c) ARK774の配信備忘録.


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